結婚の目的は、カップルによって様々ですが、大切なことは、結婚観の男女の違いを結婚前にお互いに理解し、それに基づいた関係をどのように構築していくかを話し合いしておくことが必要ではないでしょうか。
そうでなくても男女の結婚の目的はかなり違ってきております。それは、戦後の家制度での「家督は長男が継ぐ」また、「嫁をもらう」「男尊女卑」といった考え方は完全に払拭されているわけではありませんし、男性の中でも「伝統的性的役割分業」といった「男は外で仕事をし、家族を養う」といった考え方の人もおります。
女性の結婚観としては、男女平等で、対等な関係を求めています。これは当然のことかとは思いますが、結婚してから具体的な家庭内の役割等を決める場合は理想通りにはいかず、お互いがこんなに折り合っているのにといったことで揉めることもあります。
このような時代的背景を十分認識した上で、結婚の目的として
- (1)好きな人と一緒に生活し喜びや悲しみを分かち合いたい。
- (2)子どもが欲しい。家族が持ちたい。
- (3)好きな人を幸せにしたい。
- (4)お互い満足を得たい。
- (5)社会的に一人前として認知されたい。
- (6)弱い自分を誰かにサポートして欲しい。
- (7)身の周りの世話して欲しい。
このような具体的な目的をまとめてみますと「好きな人と家庭を持ち苦楽を共にし助け合い、一生を全うしたい。」といったことが結婚の目的になるのではないでしょうか。
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