年金については、今大きな社会問題になっています。社会保険庁の事務の杜撰さと政府自民党のいい加減な対応には腹立たしさを感じます。
中でも実際にお金を払ったのに台帳に載っていない期間があるなどの不正は事実が明らかになれば厳罰に処するべきであります。そのようなケースを救済するために特別のチームで調査し確認していることは大変結構なことかと思います。

今後も手綱を緩めることなく調査し、支給すべき人に年金をきちんと支給して欲しいと思います。
しかし、納金した国民には問題はなかったのかも検証すべきであります。そもそも年金は受給するには自らその根拠となる年金手帳を持参し手続きをすべきものであります。

TVなどで見ていますとそのようなケースで絶対この期間は払ってありますと言って主張していますが、実はその期間の支払った証拠となる受領書がない。前に誤って処分したとかいっていました。いくつも転職し、その都度整理をしておかなかったために正確な支払い期間が出ない。調べようにも当時の会社潰れてない。などの人が支払いが確認できない当該期間の年金を要求していることは、これまたおかしなことであります。法的な根拠を失ってしまったものまで要求することははなはだ遺憾であります。これはあくまでも自己責任の範囲であります。

最近は、自己責任ということが言われだしましたが、まだまだゴネレバなんとかなるといった風潮があります。
まじめにきちんと管理し、老後のことを考えて生活している人は不愉快な気分になります。また、社会保険庁は、不手際はきちんと責任をとり、国民からの不当な要求には毅然と対応してもらいたい。
これからの若いカップルの方たちは先輩諸氏の教訓を頭に入れて何が自己責任かを理解し、豊かな人生を送れるようにして欲しいものです。