精神的、経済的に自立したご夫婦は、お互いの付き合いが大人の付き合いをしています。それは、次のようなことをきちんとできます。
- 1 相手の悪口を言わないことや相手の実家をけなしたりはしません。
- 2 問題があっても折り合いがつけられます。
- 3 親からの自立ができています(マザコン、一卵性母娘を卒業しています)。
- 4 両者とも相手の人格を受容しています。
- 5 性の役割に対してお互いに節度を持っています。
とかく男性は甘えから自分流が一番正しいものと思い込み、意地を張りゆずらないことがあるように思いますが、それだけでは、関係が長くは続かないのではないでしょうか、夫婦間でうまくいかない問題が出たらお互いに自分の考えを白紙にし、お互いの話し合いから新たな考え方を構築し直すことも一つの解決方法ではないでしょうか。また、どうでも良いところは戦わないことも一つの知恵です。
幸せな関係を維持するためには問題から目をそらさずに問題解決にお互いに努力すべきではないでしょうか。これがうまくいかないと特に男性は腰が引けてしまい「いい家内10年経ったらオッカナイ」になってしまいます。でもそんな関係になってしまうのは男が妻にきちんと正面から対応していない証拠なのです。
また、軽視できないのがお互いに男であり女である性意識を持ち続けることです。
結婚すると性交渉の頻度が減るという統計が出ています。セックスこそが男性が女性を女性が男性を意識するときであります。いくつになっても自立した夫婦は異性を意識した関係を維持しています。