子育てには我が家の方針があっていいと思います。子どもが生まれる前に話し合っておきましょう。
例えば「我が家の子育て憲法」と称して

1 夫婦で一緒に子どもを叱らない。

二人で叱ると子どもの居場所がなくなってしまい追い込んでしまいます。叱るのはあくまでも行為に対してですから居場所の否定までしてしまってはいけません。

2 ダブルバインドの禁止(二重拘束の禁止)

夫婦で子に言うことが違うと子もはどちらの親の言うことを聞いたらよいのか迷ってしまいます。これは子どもにとって大変迷惑で重大な問題です。
お母さんが「OOちゃん勉強しなさい」と言えばお父さんが「子どもは遊ぶのが仕事、もっと遊んでいてもいいよ」などと言いうことです。これをダブルバインドといいます。日本語では二重拘束といいます。
もし、このようなことが、続くようでしたら子どもは気がおかしくなるか、怖い方についてその場をしのぐか、全く親の言うことを聞かずに勝手なことをしているかであります。
子育ての方針は夫婦一緒にして、子どもが安心して生活できるようにするのが親の務めです。

3 子どもの前で夫婦喧嘩をしない。

子どもの前で夫婦喧嘩は出来るだけしないことです。「夫婦が喧嘩することは自然でそれを子どもに見せるのも生きた教育だ。」と言う方もおりますが、夫婦喧嘩を子どもに見せることは子どもにとってプラスにならないと思います。
そのようなことをしていると子どもは常に親の顔色を見て行動をとります。また、それを見ている子どもは豹変する夫婦二人を見て、人間不信になるのではないでしょうか。好きなお父さんお母さんがこんなふうに変ってしまうんだ。どっちが本当のお父さんかなお母さんかなとなります。
子どもの前で喧嘩や夫や妻の悪口は言わないようにしましょう。

4 しつけの4原則

子育てで何が大事かははっきりしています。しつけをきちんとしつけられるかです。具体的には次の4つをきちんとしつけられますときちんと成長していけると思います。

  • 1 家のお手伝いをすることができる。
  • 2 自分のことは自分でできる。
  • 3 挨拶がきちんとできる。
  • 4 危険を回避することができる。

この4つのしつけのが出来れば子育ては成功したと言えます。

このような子育て方針を事前に決めておきご夫婦で試行錯誤し、親も子とともに成長すれば良いのです。常に親目線でものをみてばかりいては子の心は見えてきません。話を聞くときには時には同じ目線で聞いてあげると言うことです。