日本人はどちらかといえば、危機管理が今ひとつのような気がします。まず、過去において、水、空気、安全、相談は、「ただ」であるという認識が強いからでしようか。
これからは災害や犯罪、雇用関係、医療等の多方面の危機管理が必要になってきます。
確かに、今は水を買う時代になり、安全安心に既にお金を出すようになってきましたし、安心安全のための必要なものは整備されてきていますが、気持ちとしてはまだまだそこにお金をつかうといったところまでいっていません。
米国では、心の健康に対する備えも専属のカウンセラーを持って管理すると言ったところまで進んでいます。
これからは自分の身、家族の安全は自己責任で対応しなければならない時代になってきます。行政だけを頼って、何かあれば対応が悪いといった批判をすることでは済まされません。
自己の経済力に見合った出来る範囲の危機管理はこれから身を守るために必要となってきます。