危機とストレス
現代社会はストレス過多社会で日常生活でのストレスは避けてはとれません。さらに身内の死、災害、事故など精神的、肉体的危機に遭遇することもあります。これは大変負担が大きくなります。
このようなのストレスとどのように付合ていくかを考えてみたいと思います。
まず、ストレスの感じ方は個人差がありますので一律には言えませんが、この点を踏まえて考えていただければ思います。
ストレス強い人はどんな人か。また、ストレスを受けた場合はどのように対応していくかを事前に知っておくことは大切なことかと思います。
ストレスに強い人になるには
ここで、どのような人がストレスに強いのかであります。一般的に言われていることは多趣味な人、プラス思考な人、ものごとを柔軟に考えられる人、ものごとを論理的に整理して考えられる人、信念を持ってことに当たっている人などあげられますが、実直で融通のきかない人や適度の気分転換の出来ない人は自分を追い込んでしまうことからストレスをそのまま受け止めてしまうことになります。
自分はどんな性格をしているのかを良く知ることからストレスへの対応を考える必要があります。ストレスと上手に付き合うには
- ストレス状態から一時避難しましょう、職場であればその日は定時退庁して好きなことをしましょう。居酒屋、パチンコ、読書、子どもと遊ぶ等々自分にあった気分転換をします。
- 過労等によるストレスは、思い切って仕事を休み気分転換のための旅行をするのも良いのではないでしょうか。この場合自宅から100キロ以上離れた場所で、できるだけ非日常的な生活を送ることがストレス発散や気分転換に良いと言われています。
- 二足のワラジを履き、日常的に仕事の時間とプライベート時間の管理をきちんとし、仕事をプライベートの時間に持ち込まないように日ごろから心がけていることです。
突然訪れる危機の対応について
災害、事故など思いもよらない危機に対しては、一時的に予想をこえたストレスに襲われることがあります。
頭でわかっていても、感情面で収拾ががつかなくなります。この場合は自分一人で対応しようとしても出来ないこともあります。特に災害などは家族全員が同じようなストレスを受けておりますので、専門家の力をかりることも日ごろから考えておきましょう。
このような突然の大きなストレスは、放置するとPTSD(心的外傷後ストレス障害)になり、回復に時間がかかります。
少しでもストレスを小さくし、安心できる生活をするには日ごろから危機に対する認識を強め危機管理をきちんとしておくことが大切です。まずできることはやっておきましょう。